- かんかい
- I
かんかい【勘会】律令制で, 地方官の行政の実際と公の帳簿とを引き合わせること。 かんえ。IIかんかい【勧戒】〔仏〕(1)仏を信ずる人に受戒をすすめること。(2)「勧誡(カンカイ)」に同じ。IIIかんかい【勧解】裁判官が, 原告・被告の間に立って争いを和解させる制度。 1875年(明治8)に創設され, 90年まで行われた。 民事事件の多くを処理し, 当時の司法制度の不備を補充した。IVかんかい【勧誡】〔仏〕 善をすすめ, 悪を制すること。Vかんかい【官廨】「官衙(カンガ)」に同じ。VIかんかい【官海】官吏の社会を海にたとえた語。VIIかんかい【官界】官吏の世界。 官海。VIIIかんかい【官階】官職の階級。IX
「唐風の衣服を官服と定め~を定め/日本開化小史(卯吉)」
かんかい【感懐】あることにあたって心に感じたこと。 感慨。X「~を抱く」
かんかい【歓会】よろこばしい会。 たのしい会合。XIかんかい【環海】四方をとり囲んでいる海。XIIかんかい【緩解・寛解】病気の症状が軽減またはほぼ消失し, 臨床的にコントロールされた状態。 治癒とは異なる。 白血病・バセドー病・精神分裂病などの病気のときに用いる。XIIIかんかい【鑑戒】いましめ。 いましめとすること。「互に相交通し相資益し相~すること/明六雑誌 10」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.